家康公の伝説が残る「御所清水」はここじゃ!

三田村ちはる

2018年01月31日 11:51



【御所清水の伝説・家康編】岡崎市北野町 歴史探偵さかもとさん

北野町にある、北野小学校の西側には、「御所清水」と呼ばれる湧き水があるんじゃ。
「御所清水」の伝説には、家康公にまつわる話と、持統天皇にまつわる話があるのじゃが、
今回紹介する場所は、家康公にまつわる「御所清水」じゃ

1558年2月豊田市の寺部城(現在の豊田市寺部町)を攻めた徳川家康(この頃は
松平元康)が、戦いの帰り道にここへ立ち寄り、のどの渇きをいやしたのだとか。
岡崎の兵と、寺部上場種寺部重辰との、激しい戦いだったそうじゃぞ!

そしてもうひとつ家康公にまつわる話があるぞ。
1560年5月、桶狭間の戦いで今川義元が織田信長に打たれると、家康公(元康)も
大高(現在の名古屋市緑区西南部)から命からがら、逃げ帰ってきたそうなんじゃ。
そのときにも、ここでのどの渇きをいやしたそうなんじゃ。

2年前の寺部城の戦いの後に、北野町の御所清水に寄った事を、
家康公は覚えておったのかもしれんのぅ
当時ほどではないが、いまも湧き水は湧いておるぞ!!


そして、「鹿が松の伝説」へと繋がってゆくんじゃ。


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